月日が経つのは本当にはやく、あっという間に我が家も築後20年が経過しました。新築時にはしっかりと造っていただいたのですが、やはり20年も経ちますといろいろなところが傷んできて、リフォームを検討しなければならないような事態になってしまいました。

この家は、知り合いの大工さんに建てていただいたのですが、いまでは高齢になられましたし、会社が遠いということもあり、「近くでいいリフォーム屋さんを」と探していましたが、なかなか見つかりませんでした。

そんなある日、 パソコンで探しているときに「サンリツホーム」さんを見つけました。以前にも聞いたことがありましたし、ホームページの印象も良かったので、見積りをお願いすることにしました。最近では、リフォーム工事の詐欺事件やトラブルをときどき耳にしますので、少し慎重にはなりましたが、 見に来ていただいてお話を聞かせていただいたら安心できました。

玄関門扉とガレージリフォーム 経年のため必要な保守工事で デザインも機能も最新仕様へ
　今回ご紹介させていただきますのは、 玄関門扉の取り替え、ガレージの折板屋根の取り替え、鉄骨部分の塗り替え工事です。稲垣様邸は、築20年の重量鉄骨造り3階建ての住宅でとてもしっかりとした建物でした。しかし、築20年も経過してきますと、どうしてもメンテナンスをしていかなければならない部分は出てくると思います。

　既設の玄関門扉は、スライドさせて開閉するタイプで、扉を吊っているガイドローラーが摩耗して戸先部分が垂れ下がり、動かしにくくなっていました。そこで今回は、「YKK AP株式会社のルシアススライドS01型」 をご採用いただきました。多様な住宅スタイルに対応し利便性に優れた「ノンレール式引戸門扉」です。カジュアルな住宅にマッチするカームブラックを基調に木調のショコラウォールナット色を組み合わせたデザインです。ベアリング入りの大型ローラーなので、スムーズな開閉操作ができるようになりました。

　ガレージの折板屋根は、明かり取りのポリカーボネート板部分が、長年の汚れや紫外線によりくすんでいました。また、結露防止対策のために、折板の裏側に貼り付けてある「ペフ」というスポンジ状のシートに亀裂が入り、はがれかけていました。そこで今回は、 錆びた鉄骨部分の塗装と併せて、折板屋根の取り替えをさせていただきました。 折板屋根は、一般的なカーポートと比べて頑丈なので、台風のときでも飛ばされる心配はありませんが、経年劣化により、ペフがはがれてくることが唯一の弱点になります。

　最後に電動シャッターですが、メーカーの想定開閉回数は10年間で約1万回です。 スラット板のズレや異音が気になりだしましたら、早目に専門業者での点検をお勧めいたします。

（※画像は担当の石田部長）